清明(2015年4月5日~4月19日)

清明は一年二十四節気の中の第五番目であり、春季の第五番目の節気にもあたります。太陽黄経が15°になったときを清明といい、毎年4月5日前後から4月20日前後までです。

清明の頃は、天地が清(すが)しく明るくなり、風は和み日ごとに暖かくなり、草木が茂り始め、春たけなわになります。昔の人は、「万物はこの頃生長し、すべてが清潔で明浄になる。故に清明という」と言いました。清明の頃、人々は遠足をしたり、郊外にピクニックで出かけ、自然に近づきます。新しい命を生みだし、それを護るとても良い時節です。また一方、中国では祖先を拝み、先人を偲ぶ大切な節句でもあります。

清明導引術は、二十四節気導引術の中では、代表的な「導引」の功法です。動作は剛柔相済(相助ける)、左右対称、上下兼顧(同時に両方に心を配る)、屈伸、鬆緊(緩めたり緊張させたりする)、肩を落とす、捻りなどの動作が、関連して連続し、これらの動きにより、導引し、コントロールを行って、体内の気血の流れを促進させ、気血を良く通し旺盛にし、肝、胆、肺の機能を改善するのを目的としています。

人体の厥陰肝経は陰木に、足少陽胆経は陽木に属し、その性質は自然界の草木と似ています。のびのびとした状態を好み、鬱を嫌います。清明の時期にこの導引法を練習すると、肝胆の気が生まれ、肝や肺を調えるだけでなく、気持ちものびのびとして、憂鬱さが取り除かれます。自然界に発生する気と呼応しているのです。

張明亮著『二十四節気導引養生法――中国の時間と智慧』(人民衛生出版社)より

このような考え方から、清明には「開弓射箭式」という導引術を勧めています。

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