冬至(2015年12月22日~2016年1月5日)

 

冬至は一年二十四節気の中の第二十二番目の節気であり、また冬季の第4番目の節気にもあたります。太陽黄経が270°になったときを冬至といい、毎年12月22前後から1月5日前後までです。

至は、極まる、到るということですから、冬至とは、文字通り、寒冷な冬が本当に到達したということです。

冬至は、地球の北半球では、日照時間が最も短い日です。一年の内で昼が最も短く、夜が最も長い日、つまり一年の内で「陰」が最も旺盛な時なのです。物極必反(物事は極点に達すると、必ず逆の方向へ転化する)や陰極必陽(陰が極まれば必ず陽になる)などの理論に基づけば、「陰極之至、陽気始生(陰が極まった処では、陽気が生まれ始める)」なので、冬至のこの日から陽気が戻り始め、次第にまた上昇してゆきます。そこで「冬至一陽生」と言われるのです。この日は陰陽が軸転換を起す特別な日なのです。もしこの陽が生まれ、陰が収斂していく勢いに乗じて、この時から導引、食餌、薬物など一連の養生保健を行えば、必ず大きな効果が得られます。それで歴代の養生家は冬至の養生をたいへん重視したのです。現在でも多くの地域で、冬至を重要な節句のように見なす習慣が続いています。

冬至の導引術は、この日から人体の初陽の気が昇り始めるという特徴をとらえ、手足を同時に動かし、同時に、気が昇るときには嘶字訣を、気が降りるときには嘿字訣を使って呼吸吐納を行うという口訣の練習を加えて行います。こうすれば先ず体内の真気を昇らせ、その後降ろして腎を温め陽を助け、足腰を強くする効果が得られます。古訣では「昇則嘶嘶、降則嘿嘿、開合一如、結丹在茲」と言っています。両手を鷹爪、虎爪へと変化させる練習により、両掌への気血の流れを強め、両掌の熱はさらに膝に注ぎ込まれ、両膝、両脚の機能が改善されます。この練習方法によって、また内気を外に出したり、外気を内に収めることができ、内功按蹻のしっかりした基礎を築くことができるのです。

(鷹爪:五指を真っ直ぐ伸ばした状態から、まず親指と小指を左右にできるだけ開き、その後人差し指と薬指を左右に開き、中指は動かさないままを保つ。五指をしっかり開くとき、内勁が直接指先に達するのを感じる。虎爪:鷹爪から、五指を曲げて内につかむようにする。以上詳しくは、張明亮の著書『気功の真髄』170~172ページを参照してください)

このような考え方から、冬至には「昇嘶降嘿式」という導引術を勧めています。

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