小雪(2015年11月22日~12月6日)

 

小雪は一年二十四節気の中の第二十番目の節気であり、また冬季の第2番目の節気にもあたります。太陽黄経が240°になったときを小雪といい、毎年11月22前後から12月7日前後までです。

昔の人は、「小雪気寒而将雪矣,地寒未甚而雪未大也(小雪は気寒にしてまさに雪にならん。地寒なれど未だ甚だしからず、雪未だ大なきなり。」と言っています。この時期、天気は寒冷になるので、降水状態は雨から雪に変わります。しかし、まだ「地寒未甚」大地の寒さは甚だしいところまで至っておらず、次の節気の「大雪」と比較すると降雪量が少なく、降雪回数も少ないので小雪と呼ぶのです。

丹医の理論では、「人体四肢は脾が主(つかさど)り、脾土が旺盛であれば、四肢は壮健で力強い」と考えます。更に詳しく言えば、四肢のうち、上肢は心に属し、下肢は腎に属します。上肢の心は火に属し神明(精神活動)を主る。故に上肢は霊動(動きが良く)で善巧(器用)です。よって、よく「心霊手巧」という言葉が使われるのです。下肢の腎は水に属し骨と力を主ります。よって、下肢は重々しく力強いのです。

四季と四臓(肝心肺腎)の対応の理論で見ると、冬季は腎臓と対応するはずなのですが、小雪の導引術の前の立冬の導引術でも、腎の下肢を主とした練習ではなく、逆に心の上肢を主とした練習になっています。これは、中医学の「心腎相交」、「水火既済」などの理論の具体的な運用と表現なのです。また次の「大雪」の導引術の手足を同時に動かす導引方法の基礎を作り準備をしているのです。

小雪の導引術は、主に腕の「蛇行蛹動」の練習をします。この動作は簡単に見えますが、実はそれほど容易ではなく、細かく体感し練習することが必要です。腕の三陰、三陽の六つの経脈の気血の流れを良くし、微循環が改善されるだけでなく、全ての導引術、太極拳などの「節々貫通」の具体的な練習方法でもあるのです。

このような考え方から、小雪には「蛇行蛹動式」という導引術を勧めています。
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