霜降(2015年10月24日~11月7日)

 

霜降は一年二十四節気の中の第十八番目の節気であり、また秋季の第6番目の節気にもあたります。太陽黄経が210°になったときを霜降といい、毎年10月22前後から11月7日前後までです。

昔の人は、霜降の頃は「気粛而霜降、陰始凝也(気粛として霜降り、陰始まりて凝るなり)」「気粛而凝、露結為霜矣(気粛として凝り、霜結して霜と為る)」であると考えました。この頃、天気はすでに徐々に寒く冷たくなり、朝晩の温度差が大きくなり、地面の水分が急に冷たい空気にさらされると凝結して霜となることがあります。

霜降の頃は、次第に寒くなり、霜が降り始め、秋風が強くなり、木の葉が黄色くなります。大自然の陽気は次第に収斂し隠れるようになります。人体にとっては、金水が相生し、導引、養生、保健における重点は、肺(金)から徐々に腎(水)の練習へと入り、天地の気と呼応させるのです。

霜降の導引術は、秋季の最後の導引術であり、肺臓に呼応する呼吸、気などの調整や練功だけにとどまらず、「長夏(土用でもある)」に呼応する脾胃の消化系統の鍛錬も含まれています。また、もう直ぐ冬入りする頃の導引術なので、腎に呼応する足腰の練習も取り入れ始めています。動作は難しくありませんが、中医学の養生学、臓象学などの豊かな内容が融合されています。

注:長夏(土用)は立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前十八~十九日間(各季節の終り)であるので、四季の終わりの節気、またはその一つ前の節気の導引には、この「長夏(脾胃)」と関係した動きが入っています。

 

張明亮著『二十四節気導引養生法――中国の時間と智慧』(人民衛生出版社)より

 このような考え方から、霜降には両手攀足式」という導引術を勧めています。

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