処暑(2015823日~97日)

処暑は一年二十四節気の中の第十四番目の節気であり、また秋季の第2番目の節気にもあたります。太陽黄経が150°になったときを処暑といい、毎年8月22前後から9月8日前後までです。

「処」には、隠れる、終わるという意味が含まれ、「処暑」は炎暑の日々が収束することを表しています。よって、昔の人は、「処、去也,暑気至此而止矣(処は去なり。暑気はここに至り止まる)」と言っています。

小暑、大暑は暑熱の気が小から大へと変化していくことを表していますが、処暑は気候が炎暑から寒冷へと向かう過渡期であることを表しています。処暑の節気を過ぎると、炎暑は次第に消失し、自然界の陽気が収斂し始め、人体の陽気もそれに随って収斂していくのです。

処暑の導引術は、二十四節気導引術の中で唯一拍打(はくだ・叩く)を用いている導引術です。動作は頭と身体を回し左右を見ながら、脊柱の両側を「二張(ふたはり)の弓のように」伸ばした状態で、拍打を行っていきます。それによって、脊柱や関係する経絡に、まるでぴんと張った琴の弦を弾いたりかき鳴らしたりするような震動が起こり、気血の流れが良くなる効果が得られます。処暑の導引術は、峨眉伸展功の中の「左顧右肦式(さこうはん)」と同工異曲(やり方は異なっても効果は同じである)の優れた働きがあり、更に震動や拍打を加えることによってより一層の効果が期待されます。

張明亮著『二十四節気導引養生法――中国の時間と智慧』(人民衛生出版社)より

このような考え方から、処暑には「反捶背脊式という導引術を勧めています。

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