張明亮 ～峨眉丹道医薬養生学派～
芒種(ぼうしゅ)の芒(のぎ)とは穀物の先にある針のような毛のことで、この時期芒のある大麦小麦を刈り取ることができるので芒種と呼びます。 芒種の頃は、陽気が更に旺盛になり隅々まで充満し、自然界も典型的な夏の季節に入ります。またこの頃雨量が増加し気温も上がり、空気は異常にじめじめと蒸し暑く梅雨の季節でもあります。 芒種の導引養生法は、二十四節気導引養生法の中で最も代表的な「導引」の方法であり、手足の屈伸や鬆緊の動作を用いて真気をコントロールしたり全身に行き渡らせようとします。 自然界の陽気の広がりと同じように満ち渡っているのです。
季節を彩る暦でもある二十四節気は太陽の動きを基に1年を24等分し、約15日間ずつ巡り、その四季の変化と人の体の気血の運行のリズムに基づいて独特なその時期の天候や自然とカラダや心や呼吸法など健身養生術が伝えられてきました。 facebookでは二十四節気の気功導引術を紹介しています。実際の動きをBGMつきで動画で案内しています。
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